2014年9月19日から21日までの3日間、日本音楽療法学会の学術大会に前川氏と参加してきました。受ける講演を事前に申し込む形で私たちは以下の講演会に参加してきました。
1-D 認知症中期から末期の患者のケアにおける音楽療法
アリシア・クレア(カンザス大学名誉教授)
2-D 重度障碍の子供とその家族のための音楽療法
アメリア・オールドフィールド(アングリア・ラスキン大学教授)
4-D 個を生かし、結びつける認知症への音楽療法〜その実践原則と効果評価〜
山口 晴保 群馬大学大学院
特別講演1 高齢者のための音楽療法の理論と実践:クライエントのエンゲージメントを高めるためのアプローチ
アリシア・クレア(カンザス大学名誉教授)
特別講演2 自閉症スペクトラム障碍のある子供をもつ家族に対する音楽療法
アメリア・オールドフィールド(アングリア・ラスキン大学教授)
今回、初めて学術大会に参加して本当に良い刺激を受けました。それは、音楽療法の知識はもちろん、技術レベルの高さとともに参加者もレベルが高いと思いました。正直、講演を聞いていて内容がよく分からないことがしばしば・・・。言っている事は分かるのですが、例えばこういうことかなと具体的に考えることができず、あまり腑に落ちないまま、次の話が始まるということが多く、メモを取りながら後日ゆっくりレポートを書きながら理解しようとしていたためのロスがあったかもしれません。しかし、講師が自ら音楽療法を実施している動画などは理解しやすく、また驚きもありました。
工房の活動の中で活かすことは難しいですが、参考になることも多く、また自身の音楽療法と講師の音楽療法を比較してまだまだと自分のレベルや位置を知ることが出来、これからにもっとがんばらないと!がんばろう!と思いました。
学会の加入と学術大会の参加費はかなり高額になりましたが、また機会があれば参加したいです。
みなさまも是非、お近くの会場で開催される場合は参加をオススメいたします。