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活動報告report

「リハビリルーム ビブラビブレ中区」での音楽療法活動      文責:近藤

活動報告写真

 実施日:2018/12/03

主セラピスト:前川 帆崇
コセラピスト:野田 知子
ピアノ伴奏:上野 淑子
プログラム:冬を中心に唱歌、歌謡曲など

一言で述べると、皆さん今回もお元気でした。到着すると、すでに並んで待っておられ、カラオケが流れていました。口ずさんでいる方も多く、準備万端といった風でしたので、準備体操は少し手みじかに行いました。

社交的に話しかけてくれる方も多かったため、ふと思いついて、体操の途中に「歌を歌うのに、どこが大切だとおもいますか?」と手前のかたに問いかけてみたところ、少し考えて「胸」と答えてくださいました。正直「口や喉」という答えがくるのかな、と思っていただけに、とても素晴らしい発想で、感動しました。
 歌唱は、コーラス経験者の方がとてもはっきりした口形で歌われていました。身体でリズムをとったり、手拍子やジェスチャーの振りつけが自然に出る方もいらっしゃいました。また指揮をとっていらしゃるかたもおり、私も思わずつられて、合わせて振りをしたり、指揮をとったりしてしまいました。音楽に親しんでいただけてうれしく思います。
 楽器操作では、ただリズムをとるだけでなく、アレンジした拍子をとったり、鈴で奇麗な合いの手を入れてくださるかたもいらっしゃいました。ただ元気すぎて、楽器活動の終盤で「もう少し静かに、歌も聞きたいのに」というご意見もいただきました。
 たしかに、一斉に音がなると、かえって騒々しく感じる方もいらっしゃると思います。特に補聴器の装用をされている方などは、大きすぎる音が苦手であったりもします。席の配置や楽器の種類など、集団活動での配慮の大切さを学びました。
 最後は、アンコールをいただき、当工房のイケメン担当(笑)とご利用者様方とで「ふたりは若い」を熱唱して、あっという間の一時間でした。
 末尾になりますが、いつもにこやかに出迎えてくださるスタッフの皆様、ご利用者様との間に入って歌や手拍子などにご参加くださり、ありがとうございました。


名古屋音楽療法工房

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