実施日:2018/08/29
セラピスト・Key伴奏:前川
発声プログラム・進行:野田
ピアノ伴奏:上野
夏プログラム(計13曲)
歌唱:うみ、丘を越えて、他
楽器:茶摘み、ソーラン節、他
予備:瀬戸の花嫁、夕焼け小焼け、他
◎呼吸・発声
持続発声10秒を目標に行いました。皆さん余裕をもって発声することができていました。
終始声を出し続けることができた方、途中ですやすや眠っているように見えた方、一見楽しくなさそうに見えるも実はしっかり口ずさんでいた方、それぞれのペースで活動できていたと思います。
歌うことで手が止まってしまう方も見受けられましたが、声をかけて促した際は、それぞれ手持ちの楽器を鳴らしてくれていました。「難しいから、、、」と遠慮なさっていた方も、次第に慣れて太鼓を叩いていたことが印象的でした。
今回は準備体操レベルの運動のみでした。
職員の方々が適宜付き添い、声掛けをしてくださったおかげで、質問応答がよく成立していました。難聴の方は集団での会話は難しいため、サポートは必須と感じました。
男性1名、女性9名での活動でした。スタッフの方々も間に入ってくださり、コミュニケーションの橋渡しをしてくださったおかげで、会話や笑いが生まれました。ありがとうございました。
難聴を有し、声や音などの聴覚刺激が入りにくいと、コミュニケーションの質が下がり、認知機能に悪影響を及ぼします。会話は難しくても、歌であれば楽しく参加することも可能です。ぜひこういった機会に声を多く出していただきたいと思います。