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活動報告report

「デイサービス きらく」での音楽療法活動              文責:近藤

活動報告写真

 実施日:2018/08/14

8月14日(火)にデイサービス きらくにて音楽療法活動を行いました。
曲目プログラムは以下の通りです。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。

主セラピスト兼Gt伴奏:近藤 久幸
セラピスト兼ピアノ伴奏:佐藤 まゆみ


【曲目プログラム】前回同様
 ①こいのぼり、②茶摘、③われは海の子、④たなばたさま、⑤背くらべ、⑥かもめの水兵さん、⑦村祭り、⑧みかんの花咲く丘、⑨浜辺の歌、⑩あめふり、⑪かたつむり、⑫七つの子、⑬浦島太郎、⑭あめふりうさぎとかめ、⑮北国の春、⑯二人は若い、⑰隣組、⑱ふじの山、⑲365歩のマーチ、⑳朧月夜、㉑紅葉、㉒たき火、㉓里の秋、㉔瀬戸の花嫁

【目標・ねらい】
 童謡(夏)の曲だけの14曲と選曲リストから選曲していただく唱歌、歌謡曲11曲の計24曲で構成。活動開始直後から小楽器活動をし、指示から手が止まるまでの活動持続時間を計り、集中力及び疲労度の評価目安とする。

【総評】
 今回は目標・ねらいの設定について、前回はクライエントの能力が参加者の中で比較的高い方に限定され、今回参加されたクライエント向けではないと判断して、小楽器活動は中止としたが、今回はコ・セラピストなど、逐次サポートできない環境や事情を逆に利用して、サポートなしにいかにして活動に参加できるか。またサポートがない、できないではなく、少しのサポートで行えること(支援方法)や密着したサポートでないことでのメリットに着目して活動を行った。
 今回の活動では、前回同様に活動中はいつも終始閉眼されているか、表情が固まっているリクライニング車椅子に乗ったクライエントさんが「たなばたさま」に反応して、表情が豊かになり、口元が動いたり、開眼されたり、上体をゆするなどの動きがみられた。またその続きの童謡でも見て取れた。活動の序盤で15分程度の集中力があったが、その間、小学校低学年の楽曲を行っており、15分間の集中持続をしたというよりも、小学校低学年の結晶性記憶が強いようにも感じた。次回もこの良い変容に着目して、反応をみていこうと思います。
 またそのクライエントさんの経口による食事がすすまないことについても、活動の中で改善を促せるよう工夫していきたい。
 
 参加者の皆さま、職員の皆さま、ありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。


名古屋音楽療法工房

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