実施日:2018/07/04
7月4日(水)にデイサービス きらくにて音楽療法活動を行いました。
曲目プログラムは以下の通りです。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。
主セラピスト兼Gt伴奏:近藤 久幸
セラピスト兼ピアノ伴奏:佐藤 まゆみ
カホン伴奏兼活動評価:田上 涼子
【曲目プログラム】
①こいのぼり、②茶摘、③われは海の子、④たなばたさま、⑤背くらべ、⑥かもめの水兵さん、⑦村祭り、⑧みかんの花咲く丘、⑨浜辺の歌、⑩あめふり、⑪かたつむり、⑫七つの子、⑬浦島太郎、⑭あめふりうさぎとかめ、⑮北国の春、⑯二人は若い、⑰隣組、⑱ふじの山、⑲365歩のマーチ、⑳朧月夜、㉑紅葉、㉒たき火、㉓里の秋、㉔瀬戸の花嫁
【目標・ねらい】
童謡(夏)の曲だけの14曲と選曲リストから選曲していただく唱歌、歌謡曲11曲の計24曲で構成。活動開始直後から小楽器活動をし、指示から手が止まるまでの活動持続時間を計り、集中力及び疲労度の評価目安とする。
【総評】
今回は目標・ねらいの設定について、クライエントの能力が参加者の中で高い方に限定され、今回参加されたクライエント向けではないと判断し、評価目安となる小楽器活動は中止とした。限定された理由として、そばで支援できるセラピストがいれば可能と思われたが、主セラピスト兼任で行うには無理があった。次回はそういったセラピスト側とクライエントの事情を加味して、ある場面や時間での切り取った評価にするなど、評価できる時間を作るようにしていく工夫の必要性を感じた。
また今回の活動で、活動中はいつも終始閉眼されているか表情が固まっているリクライニング車椅子に乗ったクライエントさんが「たなばたさま」だけに敏感に反応したことがとても印象的であった。表情も豊かになり、口元が動いたり、開眼されたり、上体をゆするなどの動きがみられたことが一番の収穫でした。次回はこの良い変容に着目して、反応をみていこうと思います。
参加者の皆さま、職員の皆さま、ありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。