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活動報告report

「知的障害者入所支援施設 あいうえおハウス」での音楽療法活動    文責:近藤

活動報告写真

 実施日:2018/06/01

6月1日(金)に知的障害者入所支援施設 あいうえおハウスにて音楽療法活動を行いました。時間は担当者様との打ち合わせにて集中力の持続の関係から14:15〜15:00の45分間で実施しました。
曲目プログラムは以下の通りです。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。

主セラピスト兼Gt伴奏:近藤 久幸
セラピスト兼ピアノ伴奏:佐藤 まゆみ
コ・セラピスト兼活動評価:田上 涼子

【曲目プログラム】
 @春が来た、A春の小川、B茶摘み、Cかもめの水兵さん、Dあめふり、E紅葉、Fたき火、G雪、H365歩のマーチ、Iふじの山、J幸せなら手をたたこう、K隣組、Lむすんでひらいて、M世界にひとつだけの花

【目標・ねらい】
 知的障害者入所支援施設での音楽療法活動は初めてということで、選曲は一般的な童謡や唱歌の歌唱活動とし、後半の展開部では足踏みや手拍子といった身体的な運動を取り入れて、楽しいと感じていただけることを目標に掲げて行いました。また活動の中で対象者に好まれる曲や活動内容に対するレスポンス、可能性を見つけ出すことで次回に活かすために、クライエントの言動や反応を注意深く観察することに重きをおいて実施しました。

【総評】
 1曲目から8曲目まではクライエントの半数近くがご存知のようでした。9曲目からはレベル1が足踏み、レベル2が手拍子、レベル3が振付、体操として、段階的にステップアップする形で進め、クライエントの反応をみました。結果、指示や説明に対する理解や模倣の反応の良し悪しは判断が難しいように感じました。それは初回ということ、またセラピストが伴奏の傍らで行っていたこと、あるいは手を取り、一緒になって足踏みすることで同調してくれそうな方が伺えたためです。
 楽しいと感じていただけたかについては、歌いながら体を左右に揺らして歌われる方やセラピストが微笑みかけると、微笑み返すクライエントが何人かみえたことは大きな成果ではないか。そのように感じます。
 今回の14曲中、一番の盛り上がりをみせたのは、”365歩のマーチ”。また実施日当日、担当者様と打ち合わせしているときに聞こえてきた”さんぽ”を急遽、行ったのですが、その2曲については皆さま楽しそうにされていたように感じました。
 
 参加者の皆さま、職員の皆さまのご協力でなごやかな雰囲気で楽しく行えました。ありがとうございました。
次回も参加者の皆さまはもちろん、職員の皆さまも一緒に楽しみ、その場にいる全員が楽しみを共有できる、そんな音楽療法が展開できるようがんばっていきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。


名古屋音楽療法工房

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