実施日:2018/05/15
5月15日(火)にデイサービス筒井様にて、第2回目の音楽療法活動を行いました。実施曜日が前回と違うこともあり、ご利用者様の顔ぶれは新規の方が多数でした。以下報告を記します。
主セラピスト兼Gt伴奏:前川帆崇
発声プログラム兼Key伴奏:野田知子
ピアノ伴奏:上野淑子
コセラピスト:斎藤洋子
春〜初夏プログラム(歌唱10曲、体操1曲、予備曲4曲)
参加者の方々の身体機能面の自立度は高く、最初から最後まで、しっかりと前を向いて注意集中が途切れることなく、取り組むことが可能でした。準備の最中には前列の方と世間話しなどすることができ、皆さま社交的でいらっしゃると感じました。
◎呼吸・発声プログラム
姿勢の保持が可能な方がほとんどで、足もしっかり床に接地し、大きな体の傾きもみられませんでした。
◎歌唱
控えめな方が多いのか、あるいは初めての参加の方が多かったからか、スタッフが横につくと遠慮してしまう傾向がみられました。そのためコセラの動きとしては後方からリズムをとるなど見守り支援を中心に行いました。特段の介助なしでも歌詞を見て歌える方がほとんどでした。
◎楽器操作
6曲目で太鼓をお渡しし、一緒に叩いていただこうとしたのですが、遠慮される方が多く、手も声も止まってしまうため、無理強いせず今回は楽器での参加は行いませんでした。
セラピストの叩く太鼓に合わせて手拍子をとることは、リズムよく行えていました。
◎身体活動
模倣動作の理解や獲得も早く、歌いながらリズムに合わせてスムーズに体操を行えました。
◎発話・コミュニケーション
活動中の様子はすこし遠慮がちな印象でしたが、お互い協調性をもって取り組んでいらっしゃいました。前回の活動を覚えておられ、「2回目です」とお声をかけてくださった方がいらっしゃいました。
皆さまご参加ありがとうございました。次回もよろしくお願い申し上げます。