実施日:2017.11.9
11月9日(木)にデイサービスセンターふくじゅにて音楽療法活動を行いました。
時間は14:00から15:00の60分間。
曲目プログラムは以下の通りです。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。
主セラピスト兼Gt伴奏:近藤 久幸
セラピスト兼ピアノ伴奏:佐藤 まゆみ
コ・セラピスト:田上 涼子
【曲目プログラム】
@春の小川 A花 B茶摘 C夏は来ぬ Dみかんの花咲く丘 E紅葉 F里の秋 Gたき火 Hふじの山 I青い山脈 J北国の春 K二人は若い L瀬戸の花嫁 M隣組 N365歩のマーチ
【総評】
男性5名、女性25名の30名が参加され、利用者様のご家族や隣接する保育園の園児が2名参加されました。
新規施設で初回のため、四季を通した童謡で歌唱、楽器活動を行い、後半の歌謡曲では歌唱をメインに。終盤は体操活動という流れで行いました。
1曲目、2曲目の春の曲では雰囲気に合わせて歌われており、3,4,5曲目の夏の曲では曲のタイトルや歌い出しでは一緒に声を出されていない方が5〜6割以上みえましたが、1番を歌いきる頃には約7〜8割り以上の方が口を動かしており、歌われていた方が多くみえました。6,7曲目の秋の曲ではリズムに合わせて小楽器を演奏していただきながら、歌を歌いました。比較的ゆっくりなテンポの曲でなじみのある曲でということで秋の曲で設定しましたが、いきなり歌と楽器演奏ではなく、まずは歌い、次に歌いながら楽器を鳴らすという順序で行ったほうがよかったように思いました。なぜなら、楽器を鳴らすことに集中する方が多く見えたからです。楽器は膝の上あたりで確認しながら、前のスクリーンの歌詞をみるという、”楽器を鳴らしながら、下(手元)をみて、前のスクリーンを見、歌詞を確認する”この4つの動作により、慌てている様子がみて取れました。こうした場合、確認する楽器と歌詞、2つの距離を短くする(歌詞ファイルを使用する)ことで、1つ1つの動作をスムーズにこなせれるのではないかと思いました。
10,11曲目からの歌唱活動では、男性利用者の声が聞こえてくるようになりました。男女比1:5という中でセラピストまで届く声を出されており、職員さんも驚かれていたのが印象的でした。
12,13とその流れで男性、女性パートと分かれて歌ったり、歌の雰囲気を感じながらゆったりと歌い上げたりとしながら、14,15曲目では体操活動を行いました。ほぼ全員の利用者様が元気よく参加されていました。
参加者の皆さま、活動に参加、協力してくださった職員さま、本当にありがとうございました。