実施日:2017.10.21
10月21日(土)にデイサービスきらくにて音楽療法活動を行いました。
今回は「きらくカフェ」のイベントに参加させていただき、打楽器の演奏を中心とした活動をということで、活動してきました。
時間は10:30から11:30の60分間。
曲目プログラムは以下の通りです。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。
主セラピスト兼Gt伴奏:近藤 久幸
主セラサポート兼カホン伴奏:田上 涼子
【柔軟体操】
「鼻から吸って口から息を吐き切る」深呼吸をし、軽い柔軟体操を行いました。
【曲目プログラム】
当初の計画を大幅に変更しました。理由としては、クライエントの大多数が健康な方が多かったためです。
@紅葉 Aたき火 Bふじの山 C瀬戸の花嫁 Dみかんの花咲く丘 E隣組の6曲を歌唱、打楽器演奏、体操活動を交えて行いました。
【総評】
今回の活動は、「きらくカフェ」というイベントにお誘いいただき、打楽器での演奏をして楽しむことを第一に行いました。事前にPPTを作成し、@タンバリンとは、種類、奏法、プロの動画、楽譜の見方と章立てて説明をしながら行いました。できるだけ説明は短くを念頭に、また説明をきくだけでなく、対話するように話をすすめました。クライエントが健康な方が多いため、反応もよく、当初予定していたレベルではすぐに達成できたため、打楽器のリズムパターンでは難易度を少し上げました。歌唱+楽器活動では、8割の方が出来ており、後の2割の方は目をとじて歌うことに集中されたり、間違えるのが恥ずかしいのか歌唱か演奏かどちらかを交互に行われていました。
反省点としては、プロジェクターとスクリーンの距離が短く、上手く投影できなかったこと。またPCから参考動画を流す際にPCまで操作しに動かなければならなかったことなど、機材関係の事でした。また当初MIDIを使用して、ガイドボーカルやオケのパーカッションの音だけを消して、オケに合わせて演奏することを考えていましたが、逐一PCの操作が必要となるため、こちらはPC操作と主セラの同時進行は無理があったと反省しました。
他、クライエントの反応もよく、活動中には「みなさん、優しくタンバリンを叩きますね。」「知らない楽器を渡されて鳴らすとき、意外に性格がでることが多く、気性の荒い方なんかは、こうして結構激しくたたいたりするんですよ。優しい方は、優しく・・・。」とジェスチャーを加えながら話した時に、クライエントの半数が笑ってくださったのがとても印象に残りました。
次回、きらくカフェではクライエントの層が今回の活動で実感できたため、次回は対象者に合わせて計画段階から緻密に考えていきたいと思います。
参加者の皆さま、活動に参加、協力してくださった職員さま、本当にありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願い致します。