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活動報告report

「介護老人保健施設 かいこう」での音楽療法活動        文責:宮島

活動報告写真

 実施日:2017.10.10

10月10日(火)に介護老人保健施設かいこうにて音楽療法活動を行いました。
時間は14:00から15:00の60分間。
曲目プログラムは以下の通りです。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。

主セラピスト兼Gt伴奏:近藤 久幸
セラピスト兼P伴奏:佐藤 まなみ
見学者:宮島 葉子


【発声練習】
 ピアノの音に合わせて、「ラ」で発声練習を行いました。

【曲目プログラム】
@紅葉 Aたき火 B虫の声 C証城寺の狸囃子 D里の秋 E七つの子 F夕焼け小焼け G蛍の光 Hスキーの歌 I北国の春 J上を向いて歩こう K明日があるさ L365歩のマーチ MBELIEVE
以上、秋の曲を中心に全14曲で歌唱と小楽器活動を実施する予定でしたが、実際の実施曲は@、A、B、C、D、G、I、J、K、Lと青い山脈、瀬戸の花嫁、高校三年生の13曲に急遽変更して行いました。

【総評】
 今回の活動では、計画の段階からミスをしていたように思います。”秋の曲を中心に”という事にとらわれすぎて、全体の導入から発展、鎮静までの流れが全くなっておらず、終始盛り上がりに欠ける活動でした。
 盛り上がりというのは、元気よく歌うではなく、その曲や雰囲気に同調して演奏することやクライエントが気持ちが入り込みやすくする雰囲気作りがなっていなかったように思います。秋の曲の中でも、選曲の緩急と気持ちのウェーブを勘案したプランニングをすることが大切だと痛感しました。高度な難易度が必要になるため、代替案として”これまでの復習をしたり、クイズや虫食い当て”といったレク要素を取り入れた活動で気持ちが入り込みやすいネタを取り入れるほうが、失敗を回避できると思いました。
 今回の活動から基本的なプランニングをぶらすことのないように、また失敗を糧にするよう、実施施設毎に実施日と実施計画に対するコメントが記載してある書類を作成して、点ではなく、線で目的を達成するための活動計画の勘案ができるようにしていこうと思います。

参加者の皆さま、活動に参加、協力してくださった職員さま、本当にありがとうございました。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。次回の活動の反省として、取り組んでまいります。
次回もどうぞよろしくお願い致します。

名古屋音楽療法工房

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