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活動報告report

「デイサービスきらく」での音楽療法活動             文責:宮島

活動報告写真

 実施日:2017.9.15

9月15日(金)にデイサービスきらくにて音楽療法活動を行いました。
時間は13:15から14:15の60分間。
曲目プログラムは以下の通りです。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。

主セラピスト兼Gt伴奏:近藤 久幸
セラピスト兼P伴奏:佐藤 まなみ
コ・セラピスト兼活動評価:田上 涼子


【発声練習】
 ピアノの音に合わせて、「ラ」で発声練習をしました。

【曲目プログラム】
@紅葉 Aたき火 B虫の声 C証城寺の狸囃子 D里の秋 E七つの子 F夕焼け小焼け G星影のワルツ H北国の春 I瀬戸の花嫁 J上を向いて歩こう K明日があるさ L365歩のマーチ M二人は若い
以上、秋の曲を中心に全15曲を実施する予定でしたが、私がクライエント用の『歌詞ファイル』を忘れてしまい、急遽、10月21日に行う「きらくカフェ」の予行練習にねらいを切り替え、小楽器(主に打楽器)を用いた楽器活動に主眼を置いて行いました。実施曲は@、A、B、D、G、H、I、L、Mの9曲で演奏練習→演奏と歌唱。歌唱から演奏を同時にという形で繰り返し行いました。

【総評】
 今回、ホワイトボードに歌詞を書く時間がロスタイムとなり、盛り上がった雰囲気がそのロスタイムで鎮火してしまったようにみてとれました。やはり曲間の間はできるだけ短く、または雰囲気を崩さない話術が必要でした。
 小楽器活動では、男性の方がとてもリズム感がよく、「おかず」も入れる形で終始、歌唱よりも演奏に集中して参加されていました。もう1人の方は、歌唱活動には聴くに徹していましたが、楽器活動に入ってから@とAは曲の始まりから最後まで鈴を両手で鳴らされていたのが印象的でした。
 女性の方では、難聴の方がみえ、マンツーマン対応が必要かと感じました。視覚や聴覚にハンディがある方に対して、コ・セラピストだけの力に頼らず、自助具を使用して誰かの力を借りずに参加できるものを探してみようと思いました。もう1人の女性の方は、活動開始から最後まで歌唱、演奏活動ともに積極的で集中力も切らさず参加されていました。
 今回の活動で次回のきらくカフェでの打楽器レッスンの構想となる良き活動となりました。
皆様に楽しんでいただけるよう、オーディエンスが楽しめる企画とプログラムで参上します。

参加者の皆さま、活動に参加、協力してくださった職員さま、本当にありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願い致します。

名古屋音楽療法工房

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