実施日:2015.12.19
12月19日(土)に有料老人ホームにて音楽療法活動を行いました。
時間は14:00から15:00の60分間。
対象者は女性10名と男性3名、計13名の方と家族様2名が見学、参加されました。
曲目プログラムは以下の通りです。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。
主セラピスト兼P伴奏:前川 帆崇
主コ・セラピスト:斉藤 洋子
コ・セラピスト兼Gt伴奏:近藤 久幸
コ・セラピスト兼P伴奏:野々山 咲
【挨拶、導入】
始めに皆さまに挨拶と少しお話をし、発声練習を行いました。
【曲目プログラム】
冬の曲、歌謡曲を含めた10曲とリクエスト曲3曲を実施しました。
【総評】
今回、私の目の前に座られた女性の参加者様ですが、スタッフの方が丁寧に逐一筆談を介して活動に参加されました。もしスタッフさんによる筆談がなければ、成り立たなかったと振り返りのビデオを見て思いました。目の不自由な方(白内障なども)や聞こえずらい方に対して、コ・セラピストがアプローチや支援をしてくれていますが、10:1ですとほぼ1人につくわけにもいかない状況が生まれるため、対策が必要に思いました。
携帯電話のsiriなどの音声認識システムを利用して、リアルタイムで文字に変換し、字幕化するのはどうかとも考えました。しかし、システム上の文字に変換するまでのタイムラグや音にあふれた環境であるため、楽器の音などを誤認せず、声のみ反応できるかなど解消しなければならないことも多そうです。
今できることとしては、歌いだしとテンポ。1番を何回繰り返すかなどの説明文をあらかじめカンペのように作っておき、見せる形が良いのかと思いました。工房スタッフ間で話し合いイメージトレーニングして、スタッフさんが「常時」付き添わなくても活動に参加できるようサポートできたらと考えて取り組んでいこうと思います。
参加者の皆さま、協力してくださった職員の方々、セッティングから片付けまでありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願い致します