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活動報告report

デイサービスセンターでの音楽療法活動              文責:宮島

活動報告写真

 実施日:2015.6.1

 6月1日(月)にデイサービスセンターにて音楽療法活動を行いました。
時間は13:30から14:50の80分間。
対象者は女性2名と男性3名の計5名が参加されました。
曲目プログラムは以下の通り。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。

主セラピスト兼Gt伴奏:近藤 久幸
コセラピスト兼P伴奏:前川 帆崇

【挨拶、導入】
 挨拶をして早速開始しました。

【準備体操、発声練習】
 なし。

【曲目プログラム】
今回も歌詞ファイルを使って20曲程度実施しました。選曲はセラピスト主導。
導入部に時間をかけ、展開部では音程を低いところから高いところに変え実施しました。

 

【総評】
 導入部は1人の女性の方は歌われるも声も小さく、隣にいた女性も前々回より喉の調子が悪いようで、伴奏を聞いて歌詞ファイルの歌詞を目で追いかける形。男性3名は、おのおのに折り紙などの音楽療法活動前のレクに集中したり、もう1人の方は輪の中に入っているものの、難聴のためか伴奏やセラピストの声が届きにくく、もう1人の方はお好きな歌の際に歌って参加される形。毎月実施させていただいているデイサービスセンターですが、前回、前々回と諸事情で隔月の実施となり、そのためか毎月実施いていた時期と比べると、個々の活動への参加意欲や覚醒度に大きく影響しているように見受けられました。しかし、その反面、以前と状態が変わらない事も気づきました。
 それはデイサービスセンターで活動を初めてしばらくして参加された方で、当初は上記の男性の方同様に耳が遠く、活動へ参加も歌詞ファイルを見ずに嫌だなという表情を浮かべていた女性の方。3回目を超えたあたりから、歌詞ファイルで「今何の曲をやっているのか」を目でセラピストに訴えたり隣の女性の方に教えてもらったり。今では活動への集中力は全参加者の中で1,2だと私は思います。その方の覚醒度はあまり変化が見られない事を今回の活動では発見しました。これは今後の活動にも大いに役立つ事例として、これからに反映していきたいと思います。
参加者の皆さま、協力してくださった職員の方、ありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願い致します。

名古屋音楽療法工房

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