実施日:2014.9.24
9月24日(水)に介護老人保健施設にて音楽療法活動を行いました。
時間は14:00から15:00の60分間。
対象者の男女比は約3:7で、約25名ほど参加されました。
曲目プログラムは以下の通り。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。
主セラピスト兼Gt伴奏:近藤 久幸
セラピスト兼P伴奏:前川 帆崇
【挨拶、導入】
挨拶をして早速開始。
【準備体操、発声練習】
発声練習を行い、軽く準備体操を行いました。
【曲目プログラム】
<楽器活動>
@村祭
A炭坑節
B上を向いて歩こう
C青い山脈
D有楽町で逢いましょう
E若者たち
F二人は若い
<歌唱>
G椰子の実
H蘇州夜曲
I荒城の月
J里の秋
K紅葉
<リクエスト曲>
L炭坑節
【総評】
以上11曲とリクエスト1曲を実施しました。
Dの有楽町で逢いましょうは未実施です。今回は1曲目から楽器活動を行いました。
1曲目からということで多少不安はありました。しかし、もう5回目となるためか、始めから楽器を鳴らしながら歌われている方が多くいらっしゃったのが印象的でした。
また今回は体操を省きました。体操がある場合とない場合と比較しましたが、今回はあまり明確な違いを見つけることはできませんでした。強いて言えば、プログラム後半部分でも、対象者の疲労感が和らいだくらいでしょうか。
また私たちの行う音楽療法では、体操の場面で盛り上がりが最高潮となる時がほとんどですが、大きな盛り上がりはなくも、歌唱部分で時間が経つにつれ、男性の方がひとり、またひとりと歌われているのが印象的でした。
対象者の雰囲気といいましょうか。集団心理にも似てますが、元気で意欲的な方と引っ込み思案の方の比によって、周囲の方に合わせる傾向になりやすいことから、体操をいれたり、省いたり。歌唱を増やして、楽器を使う場面を展開にもってくるなどすると、対象者という個ではなく、グループとしてみて活動すると、その多くの方にあった音楽療法が実施できるのではないかと思いました。
今後、そういった観点もプログラムや活動に反映しつつ、実施していきたいと思います。
参加者の皆さま、職員の皆さま、本日はありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願い致します。