実施日:2013.12.24
主セラピスト:近藤(久)
【挨拶、導入】
2回目ですが、初めて参加されるお子様も見えたため、簡単な挨拶と自己紹介を行いました。
【準備体操、発声練習】
続いて、発声練習と軽い柔軟体操を行うのが常ですが、雰囲気的にすぐに始めたほうが良さそうな雰囲気だったため、プログラムを開始しました。
【曲目プログラム】
@ドレミの歌
Aおもちゃのチャチャチャ
B幸せなら手をたたこう(小楽器使用)
Cジングルベル(小楽器使用)
Dあわてんぼうのサンタクロース(小楽器使用)
Eミッキーマウスマーチ
F小さな世界
G恋するフォーチュンクッキー(歌詞ファイル使用)
Hさんぽ
I世界に一つだけの花
Jリクエスト「ミッキーマウスマーチ」
Kリクエスト「ジングルベル」
以上12曲を実施致しました。
2回目となります。前回(初回)の音楽療法活動では、プログラムや進行が迷走する場面や子供達の興味の矛先の変化に上手く対応することができないことがありつつも、最後にはみんなでゴールできた形となりました。
今回は健常者の子供達が割合的に多く、音楽療法の流れをしっかりと理解できるように説明せずに進行してしまったからか、プログラムが移る際に楽曲の希望や友達同士で会話をするなど、興味がそれる瞬間を肌で感じ、その後の場の雰囲気がどんどん悪くなっていくのを視覚的にもはっきりと分かりました。
また当日に楽譜を忘れてしまうという重大なミステイクがきっかけかと痛感しています。
本来ならば、通常のプロセスを踏みながら、今回はMIDIを試し、参加者の反応を伺うつもりでしたが、急遽MIDIでほぼ全曲行いました。
MIDIでは複数の楽器音を選んで消したり出したりできることや、テンポを細かく変えれることなどメリットがありましたが、実際行ってみて、やはりカラオケのような雰囲気で、曲中のテンポの微妙な変化には対応できないことが大きなデメリットであることがはっきり分かりました。
しかし、使い方を見極めたり(歌い慣れて楽器の音に合わせて歌える)、楽器音を消したり、増やしたりするなどでイントロクイズもできるなど、用途によっては効果的なケースもあるのではと新たに思いました。
今回は反省ばかりのMT活動となり、心底、音楽療法の難しさを痛感しました。
しかし、反省と同時に考えさせられる要素も多く、本当に学びの多いMT活動となりました。
はっぱのおうちの皆様、参加して下さった子供達に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
次回はこの反省から得た学びを活かして、楽しいと言っていただけることを目標に活動させていただけると幸いです。
次回もどうぞよろしくお願い申し上げます。