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活動報告report

児童発達支援・放課後等デイサービス irieでの音楽療法活動     文責:宮島活動報告写真

 実施日:2013.8.22

 8月22日(木)にNPO法人lnity、児童発達支援・放課後等デイサービスirie(アイリ)にて実施しました。
余談でありますが、これまで名古屋音楽療法工房は特別養護老人ホームやデイサービス、介護老人保健施設やデイケア、予防デイサービスといった高齢者を対象として活動してきました。
当団体も設立して1年過ぎ、高齢者分野のみならず、活動範囲を児童や障碍分野と広げていけたらと考え、調べたところ、irie様のホームページ(リンクページで紹介)にたどりつきました。
irie様のホームページにある「秘められた才能を引き出す」、「枠にとらわれず自由に遊び、身体で感じ、経験を増やす中で集団での行動や社会性を身につける」といった基本理念や方針はもちろん、irieという名の意味がパトワ語で「最高・楽しい」ということで、多くの仲間が集う場で最高に楽しい場を創りあげたいと掲げているところに、強く共感をし、ここで初めての児童分野での音楽療法を行いたいと思い立ちました。
すぐに連絡をし、施設見学と併せて隔週で行っている音楽フェスを見学させていただけるということで事前に行きました。
初めてということもあり、私も人の子・・・
あまり緊張しない方なのですが、やはり未知の分野に足を踏み入れるのには緊張しました。
しかし、そう思ったつかのま。部屋を入ってすぐに緊張よりも楽しそうだと感じました。
元気にはしゃぐ子供たち、スタッフさんも笑顔で楽しんでいる姿が目に飛び込んできて、一気に和んでしまいました。
音楽フェスを拝見させてもらい、その中では子供たちが好む楽曲やテンポはもちろん、irieでは音楽に合わせてダンスをしたり、歌ったりと体全体を使って楽しんでいるというのが高齢者音楽療法とは違った所で印象的でした。
またコミュニケーションが難しい子供や集団での活動が苦手な子供が見えましたが、言葉かけやその場その場の子供の反応や表情をみて、スタッフの皆さんが臨機応変に対応している、その受け答えの上手さにとても感銘を受けました。
余談の範疇を越えてしまいました。
それでは早速本題にうつります。


今回、初回となります。時間は午後で60分間。
男女、8名を対象に行いました。
曲目プログラムは以下の通りです。
併せて私個人的な見解、総評を記していきます。


主セラピスト:近藤(久)


【挨拶、導入】
 初回のため、挨拶と自己紹介を行いました。
音楽療法ということをあえて説明せず、始めました。


【準備体操、発声練習】
 このときの様子から体を動かしてきたように見受けられたため、省略しました。

【曲目プログラム】

@ドレミの歌


A幸せなら手をたたこう(体操)

B大きな栗の木の下で(体操)

Cおもちゃのチャチャチャ(小楽器使用)

Dさんぽ

Eリクエスト「さんぽ」



以上6曲を計画し、上記以外に5曲追加で実施しました。
新規施設で初めての児童を対象とした音楽療法活動でした。
楽器を取り出した際、とても興味を持ちながら、次の新しい楽器が目につくとそちらを手にとって鳴らしたり。
またまたカバンに入れてある楽器を待ちきれず、のぞき込む子もいました。
楽器を出すタイミング。また楽器をつかってリズム遊びなどして楽しみ、楽器を他の子供と交換したり、新しいものを使うなどして、いろいろな楽器を使った遊びを取り入れるとよかったかと見受けられました。
スタッフの皆さまに歌詞幕や楽器を子供たちに手渡したり、一緒に歌ったりしていただき、初回の音楽療法でありながら、子供たちがご機嫌を損ねることなく、楽しい雰囲気の中で活動ができました。
子供たちとコミュニケーションが上手くとれないなどの至らぬ点が多々ありました。
皆様に助けていただいて楽しく活動でき、本当にありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願い申し上げます。

名古屋音楽療法工房

WebサイトURL(QRコード)
 http://www.nagoya-music-therapy.com
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 お問い合わせ等は「お問い合わせフォーム」、または下記より受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。

【E-mail】
info@nagoya-music-therapy.com

【TEL】
080-4540-1293(近藤)
※なお、不在の際は留守番電話に用件を簡単で結構ですので入れていただくよう、お願い致します。

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