予防デイサービスセンターでの音楽療法活動
2012.11.3
予防デイサービスセンターにて音楽療法活動を行いました。
音楽療法イベントとして1週間通して行われるうち3日間、ご依頼がありまして行って参りました。
今回は3回目となる10月24日(水)の午後30分間の音楽療法活動です。
参加メンバーは前川、宮島、Aさんの3名です。
(初めての実施施設となりますので、参加はスタッフのみとさせていただきました。)
それでは曲目プログラムに沿って、実践の振り返りを個人的意見と併せて書いていきます。
主セラピスト:宮島
コセラピスト:前川、Aさん
【挨拶、導入】
3回目、参加者は14名(うち女性8名)。自己紹介と簡単に流れを説明し、早速開始です。
【準備体操、発声練習】
前川氏主導にてキーボードの音に合わせて発声練習を実施。
@旅愁
前奏から歌われる方も見え、出だしも誰一人遅れることなく、さらに声量も音程もバッチリでした。女性の声がとってもきれいでした。1番を2回繰り返して行いましたが、「繰り返します。」という私の言葉が遅れて、2回目の出だしであたふたしてしまい、ギター伴奏が止まってしまいました。申し訳ありませんでした。私のミスさえなければ・・・と悔いが残りますが、1番の皆さんの歌声は素晴らしいく、まるでお手本のようです。
A憧れのハワイ航路
小楽器にて伴奏に参加していただきました。マラカス、鈴を多く用いて、タンバリンなども使用しました。伴奏のミスが目立ちましたが、参加者のみなさんの小楽器の伴奏サポートにより、楽しい雰囲気で楽しんで行えました。
B星影のワルツ
こちらも小楽器を使用しました。小楽器の音が大きく、曲中も皆さんしっかり大きく振って鳴らされているのが印象的です。女性のパワーはすごいですね。私も感化されて自然と声が大きくなっていました。
C上を向いて歩こう
小楽器を続けて使用しました。出だしに休符があり、ワンテンポ遅れて歌い出すのですが、そこでズレてしまいました。カラオケと違って、参加者のみなさんの歌に伴奏が合わせれるので、ベストは同時に出ることですが、このような事で皆様にも生伴奏の良さを感じていただければと思います。
D丘を越えて
こちらも小楽器を使用。歌詞を広げた瞬間、「ああ!」、「こんな古い歌、戦争前の歌だわ!」など多くの反応がありました。歌声も大きく、みなさんの笑顔が多くみれた一曲でした。
E隣組
小楽器を回収し、体操を練習。キーボードのみで実施。体全体をつかって、動きも大きく、みなさん積極的に参加されています。もちろん、歌の方は言うまでもありませんでした。
F三百六十五歩のマーチ
体操を練習し、実施。ギターとキーボード伴奏で、Aさんに振り付けをお願いしました。ほとんどの参加者の方が体操を交えて歌って見えましたが、お一人、振り付けをせず、歌に専念されている方が見えました。隣組のときも同様でした。歌に集中しすぎて手を忘れている様子でしたが、どうしても振り付けをつけると歌声が減る傾向にあるので、歌に集中していただいて良かったです。
G故郷
キーボードとギターでの伴奏で参加者の皆さまには歌のみ参加していただきました。膝をポンポンとたたきながら歌われる方、体はあまり動かさず、しっとり歌われる方が多くみられました。ここでもウルウルと涙される方がみえ、全体にいい雰囲気に包まれていました。
H見上げてごらん夜の星を
私の下手なサックスソロで実施しました。ミスが多く、本当に申し訳ありませんでした。皆さんの歌声のリードがあり、最後まで伴奏することができました。ありがとうございました。
以上です。
3回目となる音楽療法活動。
女性の方が多く、歌声もしっかりとリードしてくださり、また伴奏ミスも微笑ましく受け入れてくださり、参加者のみなさまには感謝しています。
本当にありがとうございました。
さらにスタッフの方には小楽器の受け渡しや参加者と一緒に歌や楽器のサポートをしていただき、スムーズな進行で楽しく実施することができました。
ひとえに、スタッフの方々、参加者の皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。